トロント大学交換留学 Diary

トロント大学の交換留学を終えたほとりです。トロント大学やカナダでの日々、感じたことを綴っています。

留学前半戦の不安特集〜1月5日からコロナの規制が厳しくなりました〜

冬休みが一番精神的に大きく揺れた時期かもしれません。

 

もともとポジティブというかあまり物事を気にしない、動じないタイプですが、やはり、留学中はいろいろな刺激を受け、不安を感じることがあります。

 

今回は、トロント到着から冬休みを終えるまでにあった不安、心配事を一挙大公開!!

 

第1の不安 友達作り

始めにフラストレーションを感じたのは、トロントに到着して2週間が経ったころ、9月中旬だったと思います。

まだまだ大学やカレッジのコロナ規制が厳しく、新しい友達がなかなかできなかったことがありました。

私自身が想像していた留学生活は、友達がいっぱいいて、たくさん勉強してたくさん遊んで、という感じでした。

たしかに芝生でご飯を食べている子と話して、連絡先(インスタグラム)を交換して、ということはありましたが、仲の良い友達ができない!みんないわゆるよっ友(挨拶する仲の友達)でした。あとあと何度も会う子とは仲良くなりましたが、その当時はまだそれくらいでもなく…友達ってどうやって作るんだっけ?状態でした。

その不安というか、心のもやもやがなぜなくなったか?一言で言うと、日本と同じじゃん、ということに気がついたからです。

日本の大学でも、部活や課外活動など何度も顔を合わせる子しか仲良くなることは難しかったのに、ただ挨拶するだけで友達になるのは難しい。

私たちの年は、新型コロナウイルスの勃発後の入学だったため、そもそもあまり人にも会っていません。高校までは、学年・クラス・班・クラブなどと、狭い範囲の中で生活し、自然と友人と仲良くなっていきましたが、そのようにずっと一緒にいる環境がない中でめちゃくちゃ仲良くなるのが難しいのは当然です。

また、みんなも私と同じ状態だ、ということに気づいたのも大きいです。交換留学生である私はもちろん、寮生活をしている子はほとんど1年生。知り合いがいない子も多いです。皆で集まってご飯を食べて、遊びに行って、としている子もいますが、それは少数です。また、その子たちも少し相手に合わせているという感じがするときもありました(海外でも同調文化はあるのかも笑)。

私も何度かは皆の集まりに顔を出したりしていましたが、なにか違うな、と感じていました(みんないい子なのは確か!)。無理して、友達といる必要はないのではないか。しばらくしたら気の合う子が現れるかも。そのことに気づいてから、友達作りのプレッシャーがなくなりました😊

もちろん、人に会うたびに挨拶はし続け、自分から遊びに誘ったり、誘われた時は参加したりと積極的に外に出るようにもしていました。

 

第2の不安 風邪

ずばり、風邪をひいたときです笑

その時の記録↓

hotorinomotif.hatenablog.com

身体もだるかったですが、それよりも勉強がはかどらなかったことが辛かった!頭が動かなくなるんですよね…

1人部屋なのが、幸か不幸か。友達に風邪をうつさないという点ではよかったですが、心細かったです。

それでも一緒に勉強しようと言っていた子たちに状況を説明すると、励ましの言葉が送られてきて、日本人の友人たちは、日本食を作って持ってきてくれました。

本当にありがたかった😭みんなの存在に救われました。他の子がしんどそうにしていたり、助けを求めていたりしたら、助けてあげたいです。

 

第3の不安 冬休み中の滞在場所

試験が終わって冬休み前。住居の心配です。

hotorinomotif.hatenablog.com

試験があったときは、そのことで精いっぱいでほかのことは何も考えていなかったのですが(風邪を治すことは考えていました)、いざ何も考えなくてよくなったとき、なぜだかわかりませんが一気に不安が押し寄せてきました。

友人に数日泊めてもらうという話をしていたのですが、それが不確実だったり、「この寒い中で、泊まるところがなかったらどうしよう」とネガティブになっていました。

そんなに気にすることでもなかったな、と今では思います。

それが落ち着いたのが、友人の一言。

その友人とは、一緒にスキーの計画を立てる約束をしていました。友人と会って、しばらく座れるカフェを探して歩いているときに、ちょっと最近元気ない、という話をしており…すると、友人もここ数週間気分が上がらないと言っていました。そして、それは太陽のせいだろうと。

冬になって日照時間が少なくなり、ビタミンDの生成が体内でできなくなり、不調になるそうです。確かに、12月になってから夕方の5時には完全に真っ暗になっていました。

カナダでは、けっこうビタミンDサプリメントで補給する人が多いみたいです。友人もそれを教えてもらい、その日に買いに行くと言っていたので一緒に行きました。

不調を感じていたのは、自分だけではない。本当かはわかりませんが、原因がわかったのも、大きいです。

人と話すのも大事ですね。試験期間中は風邪をひいていたので、極力人と会わないようにと過ごしていたので、久しぶりに長時間友人と話して、気が楽になったのかもしれません。

 

第4の不安 寮での孤独生活

まだまだ不安は出てくる、出てくる笑

冬休み後の不安です笑どんだけ不安なんだ笑

もう、これは新型コロナウイルスしかないですよね。

実は、私の住んでいるここ、オンタリオ州では、2022年1月5日から、コロナの規制が厳しくなりました。

  • レストランでの飲食禁止(テイクアウトはOK)
  • レジャー施設は閉館(美術館、動物園、観光地など)
  • ジムなど屋内施設の閉鎖
  • 買い物をする店などは入店の定員を50%にする。
  • 1月17日まで、学校はオンライン授業

などなど。

トロント大学でも規制は厳しくなり、9月にあった規制(10月中旬から緩和されていきました)よりも厳しくなりました。

 

9月時点の規制と同じ点

  • Dining Hall での食事禁止(食事はテイクアウト、つまり部屋で一人で食べてということ😥)
  • Music room の閉鎖
  • College外の生徒の寮への立ち入り禁止

より厳しくなった点

  • 寮の各階にある Common room (寮生が団欒できるスペース)の使用禁止。

 

そして何より、College から「できるだけ寮に帰ってくる日を遅らせることを推奨する」と通達がありました。

え、みんな実家にいるから帰ってこないじゃん…

対面授業が1月中になくても、友達を誘って一緒にご飯を食べたり、勉強したりしようと思っていたのに、その友達がいない、ということになってしまいました💦

去年コロナでほとんどが実家からオンライン授業を受けていた中、寮で生活していたという友人の話によると、そのときは dining hall の食事は各部屋で食べ、自分の部屋にも寮内の友人を入れてはいけなかったそうです。その時よりかはまだ、制限はありませんが、なんだか近い状態になってきているなぁと思います。

幸い、寮に帰ってくるという友人を一人見つけたので、勉強などいろいろ誘ってみようと思います。また、泊まらせてくれていた友人が、いつでも来たいときに連絡くれていいからね、と言ってくれたことによって、かなりほっとすることができました。留学に来ているのに英語を話す機会が激減している、というピンチですが、今できることを見つけてみます!

 

最後に

ということで、私、Hotori の留学前半にあった不安集でした!

いや~基本寝たら悪いことを忘れるタイプ、しばらくすると何があったかを忘れてしまうタイプ(忘れないようにこのブログを書いてます笑)なのですが、これらは結構印象に残っていますね笑

今平気な感じで書いていますが、客観的に振り返っているだけで、第4の不安とかは、現在進行中なんですよね😅ただ、母と話したおかげである程度は不安が和らいだように思います。今の私にはできない考えや、欲しい励ましの言葉をくれます。本当に最高の母です。

留学中であってもなくても、不安は人それぞれ。

不安があっても大丈夫、みんな不安なことはある、とは言いません。

私の不安特集を読んで、心の石を動かすヒントになれば嬉しいです。

来学期の私も、何度、不安に駆られることでしょう。これもいい経験だととらえて苦しみ(笑)、人の温かさと自分の成長を実感しようと思います。

 

冬休みは9日で終わり!冬学期も頑張ります!!