留学生活残り1/4を迎えたところで、ようやく対面授業がスタートしました!
こんにちは!
冬学期折り返し地点、第7週目に入り、ようやく対面授業が再開されました!
今までの経緯
え、最後4分の1でようやく…?と思う方もいるかと思います。
今までの経緯はというと…
1月
オミクロン株の蔓延により、1月31日までオンタリオ州から屋内収容人数を減らすよう決定がされました。もちろん、大学の授業は全てオンラインに。
所属カレッジからは、極力大学寮に戻ってくる時期を遅らせるように指示が出されました。
私は住むところがなかったので、速攻帰りました笑寮では、一つの階に5人ほどしかいない状態が続きます。
1月31日
州のコロナ規制が緩められるも、対面授業はReading Week 明けに始まるという発表がありました。
寮には、だいたいの人が帰ってきました。
2月最終週
Reading Week といって、中間休みがあります。
この期間に、みんなのんびり過ごしたり、旅行に行ったり、名の通り読書や授業に間に合っていなかったリーディングをこなしたりします。
Reading Week 後に中間試験がある人はもちろん試験勉強を…
私は1週間旅行に行ってきました!
3月1週目(正確には2月28日~)
対面授業への全面移行。←今ココ!
初めての対面授業の感想
今学期、私は4つの授業を取っています。
初めての対面授業の感想は…
めちゃめちゃ楽しい!!!
それぞれの授業の第1週目の感想を書きたいと思います。
CSC108
Computer Science の略で、Pythonについて学んでいます。
階段教室でした!目が悪いのと先生の顔が見たかったので、前のほうの席へ。
授業前に、隣に座ってもいい?と聞いてくれた女の子と友達になりました!
この子がとってもかわいい。
先生もとてもいい人そうでした。
説明は、オンライン時と変わらずわかりやすかったです。ただ、内容が難しくなっていく…
2時間ある授業が残り20分ほどになったとき、隣の子とたぶんこれ休憩ないね、と話をしました。教授の多くは、2時間授業の場合、途中で5~10分ほど休憩時間を設けてくれるのですが、CS(この授業)は勉強する内容が多いため、なくなることが多くなりそうです。
でも楽しいので全くしんどくありません!
授業が終わってからは、隣の子とインスタグラムを交換し、おしゃべりしながら帰りました。
実家はアルバータにあるそうで、Reading Week にAlberta 行ってきたよ~と話しました。
目的地が違ったため途中で別れ、私はルンルンで寮に帰りました。
MUS111
西洋音楽史の授業です。
もともとクラシックが好きで、日本にいたときに西洋音楽史を独学(YouTubeで)しようとしたのですが、各時代の繋がりが見いだせず、一度挫折していました。
トロント大学にその授業があると知って、早速登録。
オンライン授業時もへぇーなるほど、と時代背景や作曲家、曲調を学ぶのが楽しかったです。
この日の授業は、学期中間ということもあり、今までの復習をしました。
授業後半では、Peer Check といって生徒同士で課題の相互チェックをしました。
4人一組だったのですが、ちょこっと話しただけでもしかしたら今後話すのはこれきりになるかも…
作業をしていると、後ろから声を掛けられ振り向くと、CSで友達になった、例のかわいい子がいました。4人組を作る際に教授が名前を呼びあげていっていたため、私がいることに気づいてくれたそうです。
嬉しい。
実は、このMUSの授業の前に、週2回あるうちの2回目のCSの授業があり、そこでその子を見かけなかったので寂しかったのですが、偶然にも同じ授業を2つも取っていると知ってお互い驚いていました。
来週は、CSから一緒にこの授業に向かえたらいいな~
CAS202
Contemporary Asian Studies(現代アジア)の授業です。
途上国の発展を巡る問題や先進国の支援に対する懐疑などについて学んでいます。
この授業内で環境汚染についても学ぶことができるので、環境問題に興味のある私にとってはとても魅力的な授業です(今学期は ENV(環境学)の授業は取れませんでした…)。
Reading 課題に基づいて講義と議論が進められるため、予習が必須の授業となっています。
先生がひたすら話す、話す。
目を見開いて1時間聞き、休憩の後もまた目を見開いて授業を聞いていました。
情報量が多い授業は、目から音を吸収する勢いで聞きます笑
先生の目を見続けるため、タイピングでメモをするのをあきらめて、顔を上げた状態でひたすらiPadにメモを取っていました。
オンライン授業だとこんなにも長い間集中することもないので、終わったときの疲労感がすごかったです笑
EAS296
East Asian Studies。東アジアの歴史について学びたいと思って申し込んだ授業ですが、ふたを開けてみると東アジアの近代文学の授業でした。
始めは履修中止をすることも考えたのですが、正規生と同じように授業4つ取ることにチャレンジしたいと思ったのと、学んでいくうちに文学の時代背景(言文一致運動や政治小説、プロレタリアなど)も知ることができ、それが私にとっては想像もできなかった変革で感動したため、最後まで頑張ることにしました。
具体的にどの部分で考えさせられたのかは、またおいおい書くことができればと思います。
さて、授業はというと先生の話が長かったです笑
1時間20分ほどずっと聞いていました。恐らく研究メインの先生なのかな。
試験がない授業なので、ふむふむと聞きつつ、Final Paper(期末レポート)や課題に使えそうな話を拾っていました。
最後の40分はクラスメイトと数人ずつに分かれて議論をしました。このときに一緒の班になった子2人がとてもいい子たちで、授業中も盛り上がり、授業が終わってからも少し話ができました。2人とも2年生だそう。
来週も会えるのが楽しみだ!
おわり
実は、秋学期の授業では対面授業がありませんでした💦
一つだけ、Tutorial(チュートリアル)といって、Lecture(講義)の補足としてある少人数制の授業があったのですが、週に1時間だけ教室に通う、という状態でした。
そのため、講義はもちろん、大人数授業も初めてで、教授に会うのも初めてでした(Tutorialは大学院生が授業を受け持ちます)。
冬学期に入っても、対面授業は全体として停止になってしまいました。
オンライン授業に慣れてしまった私は、対面授業を受けてみたいなと思いつつも、対面授業についての渇望は薄れ、オンライン授業+寮の友達との時間を楽しんでいました(オンライン授業のほうがいいとは思っていません、もちろん対面授業のほうがいい)。
が、実際に対面授業が始まってみると、楽しいのなんの!
大人数で授業を受けることができて、大学生だなぁと感じたり、授業で新しい友達と話したり、すごいことではないように思う人もいるかもしれませんが、コロナ真っ只中に大学生になった私たちにとって、それは当たり前のことではありませんでした。
トロントに来て、ようやく私の大学生活が動き出したように思います。
仲の良い友人は、授業後にその流れで友達と話しながら帰路につくことがどんだけ幸せなことかと言っていました。その子は1年下の学年ですが、それでも2年ぶりのことだと気づいてしみじみしてしまったそうです。
大学で授業を受けることや新しい友達を作ること、が当たり前のことではなく、特別な記憶として残り続けるのではないかと思います。
トロントに来てからたびたび思うことですが、大学に通えること、コロナの中留学に来れたことは、本当に有難く、幸せなことでした。
残りの2か月も勉強に追われてしんどくなる日もあると思いますが、しっかりと噛みしめて、過ごしていきたいです。